育児>営業マンの口車に乗せられないための、保険への心構え

保険を検討するとき、営業マンがお客さんに見せるのが
「お子さんが大学を卒業されるまで、このくらいの学費が……」
「最近ではお葬式をあげるのにも、このくらいの費用が……」
という相場表です。
この、営業マンが「一般的な基準」という相場表を元に
保険金や保険料の額を考えていくのが一般的な保険の商談です。
しかし、その相場表自体、
何を根拠に「一般的な基準」としているのか分かりません。
保険料の負担は長期にわたって続くものなので
必要以上の保険料を支払うことになってしまわないよう、
自分に合ったプランを慎重に検討したいものです。

損をしないための保険選びをするには、
自身のきちんとした将来設計はもちろんのこと、
子供の未来を見据えた子育て方針の確立が不可欠です。
自由奔放にのびのびと育てたい、
名のある学校できちんとした教育を受けさせたい、など
お父さんとお母さんの間で
子育てについて共通の意見を持つことで、
将来必要になってくるお金の見通しもつけやすくなります。

保険の営業マンが必ず口にする
「お守りだと思って……」
「貯蓄のつもりだと思って……」
というセリフにも要注意です。
自分に万が一のことがあったときのための保険です。
人任せにせず、納得のいく保険を選択したいものですね。