育児>これだけはしつけておきたい三つの行儀

大きくなってから人に笑われぬよう、恥をかかぬよう、
小さいうちからきちんとしつけておきたい。
我が子にそう思わない親はいないと思います。
しかし、あれもこれもとたくさんのことに厳しくしては
のびのびとしたい盛りの子供に
窮屈な思いをさせてしまうばかりですよね。
ここでは「最低限これだけは」という三つの事項に
スポットを当てたいと思います。

やはり第一に子供にしつけたいのは、
『あいさつやお礼がきちんとできること』。
「こんにちは」「さようなら」や「ありがとう」など、
何気ないあいさつやお礼がきちんと言える子供は
誰からでもかわいがられ褒めてもらえますし、
子供にも自信と社交性が自然に身に付きます。
二つめには、『ゴミをポイ捨てしないこと』でしょう。
最近の風潮にならってリサイクルの意識を持たせることも
現代を生きる子供たちには必要なことかもしれません。

そして、忘れられがちながら重要なしつけが
三番目の『食事は行儀良く、なるべく残さず食べること』。
テレビや漫画などの物語を注意して見ていると、
育った環境の良くない人物は必ずと言って良いほど
食事の姿勢やはしの持ち方などがだらしなく描かれています。
つまり、食事のとり方は家庭環境の鏡とも言える訳です。
仕事に忙しく、なかなか家族揃って食卓を囲めないお父さんも
できれば数日に一度くらいはゆとりを持って、
子供の食べっぷりを見守ってあげてください。